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社長からのメッセージ
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トップメッセージ

私たち富士通商株式会社は、「世界の美味しさを届けたい」 という想いのもと、1983年に初代社長の富田秀樹と現会長の竹内士俊が共同で起業した会社でございます。
創業から40年の長きに渡り、冷凍農産物を中心とした事業を続けてくることが出来ましたのも、ひとえに素晴らしいお客様や頼もしいパートナー企業様に恵まれたおかげであると感謝しております。

私、中﨑秀剛は創業者である先代および先々代からバトンを引き継ぎ、2023年4月より、代表取締役社長に就任いたしました。
若輩者ではございますが、お客様から頼もしいパートナーだと思っていただける富士通商でありうるよう尽力してまいる所存にございます。

弊社は創業時より「世界の美味しさを届けたい」という想いを胸に、事業を続けて参りました。いろいろな国からいろいろな野菜を輸入してくる、世界各地の冷凍野菜を幅広く提供させていただく、これは創業時から続く富士通商のダイナミズムの源泉であり、この想いはこれからもしっかりと追求し、お客様に我々の価値を認めていただけるよう引き続き取り組んで参ります。

しかしながら、この数年は世界規模での急激な環境の変化が起きており、これまでの価値の在り方が大きく変わってきているのではないかと感じております。

コロナ禍や戦争などの国際的な緊張の高まり、異常気象の頻発、人々の働き方の世界的な変化などにより、食料の供給不安、サプライチェーンの混乱といった環境変化が続き、海外からの輸入商品の供給についても、極めて不安定になっています。
以前のように、契約すれば当たり前のように冷凍野菜が仕入れられるといったことが、大変難しくなってきていることを肌身に感じられるようになりました。

このような不安定さ、不確実さが増してゆく環境の中で、当社がお客様にお届けできる価値とは、単に商品を供給させていただくだけでなく、冷凍野菜の「安定供給」をしっかりと維持させていただくことなのではないか、との考えに至りました。

当社には創業以来一貫して専門的に海外の冷凍野菜を取り扱ってきた蓄積とネットワークがあります。この強みを活かした安定供給も、この不確実性が増した現在にあっては当社の価値ではないかと自負しております。

私は、創業からの想いである「世界の美味しさを届けたい」という冷凍野菜のダイナミズムをお届けすること、これに加えて、「安定供給」を追求していきたいと考えております。この価値を追求することによって、お客様に、冷凍野菜の分野という限られた中ではありますが、お役に立てるパートナーたりうるのではないか、と考えております。

富士通商 株式会社

代表取締役社長 中﨑 秀剛